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ご存知ですか?口内フローラ
2019/02/13
~お口の細菌をコントロールして全身を健康に!~
口内フローラとは
最近よく耳にするようになった「腸内フローラ」。
腸内には細菌が1000種1000兆個以上も生息しており、
それらは種類ごとにまとまっています。
その姿を顕微鏡で見るとまるで花畑(=flora「フローラ」)のように見えることから、
「腸内フローラ」と呼ばれています。
そして、腸と同じように細菌がたくさん生息しているところがあります。
それが消化器官の入口でもある「お口」です。
お口の中にも腸内と同じように細菌のまとまりがあり、
それを「口内フローラ」と呼びます。
「口腔ケア」は今や全身の健康維持に必須です!
お口の最近はさまざまな病気の原因になります。
代表的なものは「むし歯・歯周病」ですが、それ以外にも細菌が血流に乗ることで
全身に広く悪影響を及ぼします。
脳卒中・心筋梗塞・糖尿病にはじまり、ひいては
ガン・リウマチ・早産まで、一見全く関係のない病気にも実はお口の菌が関係しています。
健康で長生きするためには、しっかりした口腔ケアがもはや必須になっています。
「磨いている」と「磨けている」では大違い!
お口の中の細菌は、よく歯を磨く人で1000~2000億個ほど、
ほとんど磨かない人だと実に10倍の1兆個以上にもなります。
「自分はしっかり磨いている」と思われる方も要注意。
実は「歯ブラシ」だけでは歯と歯の間の細菌を除去できず、
なんと4割もの磨き残しがあるといわれています。
細菌を確実に減らすには「フロス・歯間ブラシ」といった補助用具が必要です。
ちなみに、予防先進国と比較すると日本はこれらの使用率がとても低いと言われています。
口腔ケアの指導・お手伝いは歯科の大切な役割ですので、いつでもお気兼ねなくご相談ください。