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「92.4%」数字でみる歯のはなし
2019/10/16
歯の根元に注意!大人のむし歯「根面う蝕」
根面う蝕とは?
露出した歯の根元にできるむし歯のことです
なんと!9割以上の人が「知らない」と答えた「根面う蝕」。
あなたはご存知ですか?
根面う蝕は、大人になるとできやすくなるむし歯で、30代から増え始める傾向が見られます。
さまざまな要因で歯ぐきが下がり、歯の根元部分(根面)が露出したところに発生します。
しかも、自分では気づきにくく、進行もしやすいため、歯を失うことに繋がりかねない怖い病気です。
露出した歯の根元は弱く、非常にむし歯になりやすい場所です。
「食べ物が歯にはさまる」
「歯の根元がしみるように感じる」といったことに思い当たる人は、
もしかすると根面う蝕のリスクが高まっているかもしれません。
根面う蝕を防ぐためには、”大人ならではの予防歯科”が必要。
ブラッシングの見直しやフッ素(フッ化物)の活用など、一歩進んだ予防歯科が大切です。
根面う蝕や二次う蝕の予防には、丁寧な歯みがきが不可欠。
じっくりと歯を磨くのに適した低発泡性のハミガキ剤や、
フッ素(フッ化物)を配合した洗口液などを活用して、大人むし歯をしっかり予防ケアしましょう。
また、根面う蝕は自分では気づきにくいので、定期検診でチェックしてもらいましょう。
根面う蝕を予防する歯みがき指導も行っています!