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今さら聞けない!歯石を放置したらどうなる?
2021/09/25
そもそも歯垢(プラーク)と歯石の違いとは?
歯垢(プラーク)とは、だ液中の糖タンパクと細菌が結びついて作られたもの。
簡単に言うと、細菌の塊です歯垢1mg中には1億〜10億ほどの細菌がいると言われていますが、
歯ブラシなどを使ったご自身のケアで落とすことができます。
一方で、歯石は歯垢が硬くなったもの。だ液に含まれるリンやカルシウムと歯垢が混ざり、石灰化して
歯にくっついたものです。歯石は石のように硬く、セルフケアでは取り除くことができません。
取り除くためには、歯科専用の器具を使用する必要があります。
歯石を放置したらどうなる?
歯石の表面はザラザラしており、歯垢がつきやすい状態です。その歯垢がまた歯石となり、歯垢が増え、
活発になった細菌がむし歯や歯周病をひき起こす可能性も。他にも、歯ぐき下がりや知覚過敏など、
悪循環が別の悪循環を呼び、どんどんと身体への悪影響が広がっていくのです。
断つには元から!
歯石を防ぐためには、歯石の原因となる歯垢をきれいに落とす必要があります。
そのためにも、まずは歯科医院でブラッシング指導を受けるのが効果的。フロスや歯間ブラシの使い方まで、
しっかりと身につけていただくことができます。そして、歯石ができてしまった時のためにも、
定期的に歯科医院を受診して、歯垢や歯石のないきれいなお口を目指してくださいね。
