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ご飯の早食いで歯が抜ける!?

2023/05/13

「早食い」「肥満」「歯周病」…、

一見すると無関係なように思えるこれら3つの要素が、

互いに悪影響を与える存在であることはあまり知られていません。

早食いの習慣がのちのち歯周病のリスクを高め、

最悪の場合、自分の歯を失ってしまう可能性もゼロではありません。

35~69歳の成人を対象に「食べる早さ」と「肥満度(BMI)」の関連を調べたところ、

「早食いの人はBMIが高い」というデータがあります。

さらに、早食いの人は20歳の時点でBMIの増加量が高いこともわかっています。

肥満による歯周病リスクの研究は世界中で行われており、

日本の調査でも「BMIが20未満の人と比較すると、

BMIが25~29.9の人は3.4倍、30以上では8.6倍もリスクが高くなる」という報告も。

「脂肪組織で作られる物質が歯周病を誘発させる」

「肥満になると遺伝子の変化により、歯ぐきの組織が破壊される」など、

肥満と歯周病には大きな関連があることがわかっています。

早食いは肥満の原因となり、肥満は歯周病を引き起こします。

そして、歯を失う原因のなかで最も多いのが歯周病です。

つまり、早食いを続けていると、いずれ歯が抜けてしまうリスクが上がってしまうのです。

それを防ぐために、毎日の食事で意識していただきたいのが「ゆっくりよく噛む」こと。

一口30回を目安にゆっくりよく噛み、肥満と歯周病を予防することで、

1本でも多く自分の歯を残していきましょう!

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