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口腔機能低下症は要介護の入り口⁉

2023/07/14

みなさんや、みなさんの周りで、食事のときに

「ちょっと食べこぼしてしまう」「たまにむせてしまう」

という方はいらっしゃいませんか?

このようなささいなお口の衰えも、「年だから…」と諦めていると、

いずれ『口腔機能低下症』という疾患に繋がってしまいます。

口腔機能低下症とは、「食べものを噛む」「飲み込む」「話す」といった、

お口の機能が働きにくくなっている状態のことです。

そのままにしておくと「飲み込みにくい」が『飲み込めない』へ、

「噛みにくい」は『噛めない』という状態に変わり、

症状はさらに悪化していきます。

そして、「お肉」や「お魚」などが食べにくいからといって、

「おかゆ」や「うどん」といったやわらかい食品を好むようになると

タンパク質が不足しやすくなり、筋肉が衰えて「歩行」や「階段の上り下り」

といった日常生活にも支障をきたします。

また、栄養の偏りは体の働きをさらに悪くし、

要介護のリスクを高めるため注意が必要です。

口腔機能低下症は、主に加齢によって引き起こされますが、

体の病気や、お薬の副作用が引き金になるケースもあります。

左のセルフチェックで3つ以上当てはまった方は、

口腔機能低下症の可能性が高いため要注意です。

口腔機能低下症は、「むせる」「食べこぼし」など、

日常で起こるささいな異変から始まります。

しかし、早い段階から歯科医院での専門的な対処を受けることで、

症状を改善させることができます。

大切なのは「年だから仕方がない」などと思わずに、

ご自身のお口に関心を持ち続けること。

ちょっとした変化に気がついたら、迷わず歯医者さんに相談しましょう。

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