ブログ
子どものむし歯は大人が原因⁉
2023/01/11
実は、生まれたばかりの赤ちゃんのお口には、
むし歯菌が存在しません。
それでもむし歯になるのは、大人からむし歯菌が
うつってしまうことがあるためです。
特に、「乳歯の奥歯」が生えそろう1歳7か月~2歳7か月ごろまでは
むし歯菌がうつりやすい時期だと言われています。
逆に、この時期にしっかり感染対策をすることで、
健康なお口を維持できる可能性が高まります。
むし歯菌の感染を防ぐには、一緒に暮らす大人が
注意しなくてはなりません。
だ液を介してむし歯菌がうつらないように、
スプーンなどの食器を共有したり、
息を吹きかけて料理を冷ましたりすることは控えましょう。
また、むし歯菌がお口の中に侵入したときに備えて
「菌が増えにくい環境」を整えることも大切です。
むし歯菌のエサとなる甘い食べものは、時間を決めて、
だらだらと食べないように注意してください。
実は「家族にむし歯が多いほど、子どももむし歯になりやすい」という
データがあります。つまり、お子さまのお口の健康を守るためには、
周囲の大人たちもお口の環境に気を配らなくてはいけないのです。
むし歯菌を減らし、みなさんの歯を守るために、
ぜひ定期検診に通ってください。
ご家族みんなで健康なお口を目指しましょう!