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硬い食べ物はトラブルの元?!
2021/05/25
丈夫なアゴを作るには!
みなさんは、「丈夫なアゴをつくるために、硬いものを食べるのが大切!」という話を、
聞いたことがあるかもしれません。しかし、本当にそうなのでしょうか?
食べ物は硬さよりも噛む回数が重要!
アゴを丈夫にするためには、硬い食べ物を強く噛むことよりも、噛む回数を増やすことが重要です。
アゴの成長期には、様々な硬さの食材を摂ることで自然と噛む回数が増え、アゴが健康的に鍛えられます。
そして、よく噛んで食事をする習慣は、アゴの成長期を過ぎた大人にもおすすめ。
アゴの成長自体は止まっていますが、噛む回数を増やすことでだ液が分泌されて、むし歯や歯周病の予防に
つながります。
硬いものばかり食べるのはキケン?
歯やアゴに良いと思って硬い食べ物ばかり食べていると、歯に大きな負担がかかります。
その結果、歯にひびが入ったり欠けたりする可能性も。特に、歯の根っこに起こるひび割れ(歯根破折)は
注意が必要です。割れた部分から細菌が入り込み、感染を起こして抜歯へとつながる場合があります。
よく噛んで食べることと、硬い食べ物を強く噛むことは、似ているようで違うもの。
丈夫なアゴを作るためには、成長期からよく噛んで食事をして、アゴをしっかりと使うことが大切です。