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5年生存率60%!年々増えている口腔がんとは?
2018/10/17
年々増える口腔がん
がんといえば様々な部位に発症しますが、
実はお口の中にも「口腔がん」と呼ばれるがんができます。
その数は毎年増え続けており、30年前と比較しておよそ3倍にも。
10年以内には1万人を超えるといわれています。
・死亡率40%。日本は口腔がん後進国です。
口腔がんの5年生存率は胃がんの64.6%を下回る60.2.%(国立がん研究センター調べ)。
言い換えると40%もの方が5年以内に亡くなっていることになります。
その原因の一つが「発見の遅れ」です。
日本では欧米の先進国に比べ「口腔がん検診」がまだまだ普及しておらず、
見つかったときには進行しているケースが多いため
生存率も低くなっています。
・早期発見が鍵。定期的にセルフチェックを!
口腔がんはお口の一部を切除するなど、食事や会話などに直結するので、
後遺症が少ないことはとても重要です。
実は口腔がんは、初期症状のうちに治療すれば完治する可能性が高く、
後遺症も少なく済みます。
そこで大切なのが「セルフチェック」。
内臓と違い、お口は自分でもチェックできますので、ぜひ月に1度はチェックしてみてください。
・今すぐセルフチェック!
◎2週間以上治らない「口内炎のようなもり上がった傷」や「ザラザラしたただれ」がある
◎「硬いしこり」がある
◎舌や歯ぐきが「赤」や「白」に変色している
◎歯ではなく、舌や歯ぐきが食事中にしみる
◎舌が動かしづらい・しびれがある・のみこみにくい
上記項目で1つでも当てはまったらすぐにご来院ください。