ブログ
銀歯はいつまで使えるの?
2024/01/22
みなさんのお口には
銀の『つめもの』や『かぶせもの』がありますか?
もしかすると
その銀歯は、そろそろ替えどきかもしれません!
銀歯には寿命がある!?
実は、お口の中は銀歯にとって過酷な環境で、
その寿命は一般的に5~7年だと言われています。
というのも、銀歯は複数の金属からできており、
湿度や温度変化に強くありません。
しかし、お口の中の湿度は常に100%。
そのうえ、お口に含む食べものの温度も、
熱かったり冷たかったりさまざまで、
大きな温度変化が起こります。
こうした環境下では金属は性能を維持できず、
溶けたり錆びたりして劣化してしまうのです。
寿命を超えると虫歯ができる!?
寿命を過ぎた銀歯を使い続けると、
再びむし歯になる可能性があります。
劣化した銀歯は、食事の際に噛む力や、
寝るときの歯ぎしりなどで変形し、
歯との境目にわずかな隙間を作ってしまいます。
すると、そのすき間から「むし歯菌」が入り込み、
銀歯の内側でむし歯になってしまうのです。
他にも、溶けだした金属の成分によって
歯ぐきが黒くなったり、金属アレルギーを誘発したり、
寿命を超えた銀歯を使い続けることは、
こうしたリスクが伴います。
こんな症状があったら再治療のサインかも!?
「最近、銀歯のところに食べものが挟まりやすく
なった気がする」「歯ぐきが黒くなったかも」と
感じたら、それは再治療のサインかもしれません。
また銀歯に限らず、つめものや、かぶせものは
歯科医院で定期的にチェックしましょう。
さまざまなトラブルを早期発見でき、確実に歯の寿命を
長くすることにつながります。